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少女英展
-キャラと、寓話と、幻想と、-

2026年4月11日 ~ 2026年5月31日

 

会期
2026年4月11日(土)~5月31日(日)
 
時間
9:30〜17:30(入館 17:00まで)
 
休館日
月曜日(ただし5月4日(月・祝)は開館)・5月7日(木)
 
会場
全フロア
 
観覧料
一般 800円(700円)/高大生 400円(300円)/小中生 200円(100円)/未就学児無料
※( )内は20名以上の団体および田川市在住者[要身分証明書]の料金
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方とその介助者1名無料
※土曜日は高校生以下無料

 
主催
田川市美術館
 
協力
株式会社sponge
 
キュレーション
廣畑公紀
インストーラー
坂﨑隆一
印刷物デザイン
佐土嶋洋佳

 

田川市美術館の主要企画展のひとつである英展は、筑豊の霊峰・英彦山の“英”とARTの“A”にちなみ、美術館開館の翌年である1992年より、新鋭作家の発掘・育成、俊英作家の顕彰、地元美術界の高揚を目指してスタートしました。以来、2016年の25回展までは沖縄を除く九州、山口各県在住の作家を対象に「自然・風景」「人物・風俗」「抽象・幻想」という3つのテーマを循環しながら[※註]開催する推薦制の展覧会として、2019年からはテーマを設けずに隔年開催(ビエンナーレ)の公募展として、作家たちの美の競演を繰り広げてきました。これまでに英展が紹介してきた作家は延べ1,727人にのぼります。
英展開催30回目という節目を迎える今回、通常の英展ではなく少し趣向を変えて、これまでに英展に出品した1,000人を超える作家の中から「少女」をキーワードに、漫画やアニメーションの研究を下地に独自の表現を展開する福地英臣(現代美術家/漫画研究家)、不思議な少女や擬人化された動物たちを優しいタッチで描く臼杵万理実(美術作家)、濃淡の無い漆黒の背景に人物や風景を幻想的に描きだす手法で制作する田中千智(画家)の3人を取り上げてご紹介します。
現在のアートシーンの最前線で活躍されている3人の作家の展示が同時に見れる機会です。通常の英展ではできないユニークな企画展をぜひお楽しみください。

[※註]10回展、20回展、25回展はテーマを自由とし、23回展は「記憶・創造」、24回展は「半径3メートル」とした。

 

 

本展の見どころ

⒈ 英展史上初!過去29回の出品作家約1,700人から3人にスポットライトを当てます。

英展は1992年のスタート以来、延べ1,727人にのぼる新鋭・俊英作家をご紹介し、作家の中には、現在のアートシーンの最前線で活躍されている方も多くいます。本展では、その数多くの作家の中から「少女」をキーワードに3人の作家を取り上げます。

福地英臣《マンガもアニメも、全てが、愛の、そのもの。》2025年 作家蔵

田中千智《整列する》2015年 作家蔵

臼杵万理実《ゆれる》2026年 作家蔵

 

⒉ 英展出品作家3人の、過去作から最新作までをたっぷりとご紹介します。

60人前後の作家が参加する英展では、通常、1人につき作品1点の展示ですが、本展では、1人の作家が展示室ひとつをまるっと使い、過去作から最新作までを一堂に展示します。作家のこれまでの作品の変遷や、持ち続けるモチーフやテーマなどを深く知ることができます。

福地英臣《【メシを食うために働くアーティストシリーズ】world system》2011年 作家蔵

田中千智《落ちる月と幻の城》2012年 作家蔵

臼杵万理実《Rain show》2024年 作家蔵

 

⒊ アニメ、水彩、油彩など異なる表現方法ながら、美しい作品たちが並びます。

60人前後の作家が参加する英展では、通常、1人につき作品1点の展示ですが、本展では、1人の作家が展示室ひとつをまるっと使い、過去作から最新作までを一堂に展示します。作家のこれまでの作品の変遷や、持ち続けるモチーフやテーマなどを深く知ることができます。

福地英臣《メタ・レベル5》2012年 作家蔵

田中千智《BOM》2015年 作家蔵

臼杵万理実《Dance》2025年 個人蔵


福地英臣|FUKUCHI Hideomi|現代美術家/漫画研究家

1973年生まれ。2001年現代美術センターCCAリサーチプログラム修了。2009年から北九州市のアートスペース「八万湯」の運営メンバーとして活動。2015年から拠点を太宰府市に移すが、諸事情により休眠状態となる。最近ようやく活動再開でき、心から良かったと思っている。「人工楽園」(2005年 Bunkamura/東京都)、「Art Basel The VOLTA Show」(2007年 バーゼル/スイス)、「The 7th International Ink Art Biennale of Shenzhen」(2010年 深圳/中国)などに参加。近年は国内を中心に、「どう、いえばいいんだろうね ね? 言わなくたっていいのに。」(2024年 EUREKA/福岡県)、「MAD IMAGE」(2025年 ミヅマアートギャラリー/東京都)等に参加。定期的にトーク企画を主催し、「君は、新たなサブカルチャーの時代を、生き延びることができるのか。」(2025年 IAF SHOP*/福岡県)などがある。英展には「第21回英展 ~自然・風景~」(2012年)に出品、大賞を受賞。


臼杵万理実|USUKI Marimi|美術作家

1986年生まれ。山口大学大学院教育学研究科教科教育専攻美術教育専修修了。不思議な少女や動物が登場する絵画、木工作品を多く制作。学生時に台湾、ブルガリアにてグループ展に参加、山口のギャラリー・ナカノにて2019年以降毎年個展を開催、他県内外でのグループ展、個展にて作品を発表している。2014年には第6回やまぐち新進アーティスト大賞を受賞。展示の他、ライブペインティングも行う。パッケージや本の装画、挿絵のイラストを担当。また創造することの楽しさをたくさん経験してもらいたいという思いから絵画教室を開いており、教室以外でもワークショップを行っている。英展には「第22回英展 ~人物・風俗~」(2013年)に出品。


photo by Miyuki Toudou

田中千智|TANAKA Chisato|画家

1980年兵庫県生まれ、福岡県糸島市出身。中学生の頃から油絵を描き始める。アクリル絵具を使ったフラットな漆黒の背景に、艶やかな油彩で人物を描くという独自の手法を開拓。また、漆黒の中にきらめく風景など、相反する要素が組み合わされた幻想的な作品を多く描いている。1998年 九州産業大学付属九州高等学校デザイン科卒業。2005年 多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業。2006年より福岡を拠点に画家として制作活動を開始。近年は国内で多数の展覧会を開催するほか、韓国・シンガポール・台湾・英国など海外での展覧会にも多数出品。その他、書籍の装丁画、福岡市美術館の大作壁画など幅広い活動を行っている。代表的な展覧会として、2014年「第5回福岡アジア美術トリエンナーレ」福岡アジア美術館(福岡)、2016年「I am a painter」横浜市民ギャラリー(神奈川)、2021年「九州洋画II:大地の力 – Black Spirytus」久留米市美術館(福岡)、2023年「地平線と道」福岡市美術館(福岡)、2026年「朝と夜と日々と」Bunkamura Gallery 8/(東京)ほか多数。2019年 西日本文化賞奨励賞受賞。2024年 福岡県文化賞奨励賞受賞。英展には「第23回英展 ~記憶・創造~」(2014年)、「第25回記念 英展」(2016年)に出品。

 

関連イベント

▍オープニングギャラリートーク
出品作家3人を招き、展覧会のオープニングを記念したギャラリートークを開催します。

日時
4月11日(土)13:30~14:30
 
会場
田川市美術館 展示室
 
参加費
無料(要観覧券)

 

月に一度、どこかに現れる、衣食住遊とつながる場所。
▍「ツキ市」
人気のマルシェイベント「ツキ市」が美術館にやってきます。

日時
5月2日(土)11:00~15:00
 
会場
田川市美術館内
 
主催
ツキ市
出店情報などのお問い合わせは
Instagram @tsuki.ichiのDMにて