展示・イベント

増田常徳展 黒い抗脈

期間
令和5年11月2日(木)~11月26日(日)
時間
9:30~17:30(最終日は16:30)
※入館は閉館の30分前まで
会場
中央展示室・ギャラリーB
観覧料
一般500円(400円)/高大生300円(200円)/中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体および田川市在住者[要身分証明書]の料金
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方とその介助者1名および高校生以下[土曜日のみ]無料
増田常徳展 「黒い抗脈」
詳細
五島列島出身の画家・増田常徳は、トンネル工事現場などで働きながら独学で絵を勉強した不遇の時代を経て、「現代の裸婦展」で準大賞、新進作家の登竜門「昭和会展」で大賞に次ぐ林武賞を受賞するなど、確かな実力を発揮してきました。不条理を作品のテーマに、人間の暗さや闇を凝視し、暗ければ暗いほど、かえって明るさや光を求める人々の姿に真実を見出します。本展では、およそ50点の作品を通じて、象徴的な人物を描いていた時代から、次第に社会的なテーマへと至る画風の変化をご覧いただけます。これまでに手掛けた炭鉱を主題にした作品のほか、筑豊の炭鉱跡を訪れて着想された初展示となる新作もお楽しみください。

関連イベント

増田常徳×徐京植 ギャラリートーク

日時:令和5年11月3日(金・祝)13:30~
会場:田川市美術館 展示室

徐京植(ソ・キョンシク)
1951年京都市生まれ。在日朝鮮人作家、文学者。東京経済大学名誉教授。1994年第34回日本エッセイスト・クラブ賞、1999年第22回マルコポーロ賞、2012年第6回後廣金大中学術賞を受賞。著書に『私の西洋美術巡礼』(みすず書房、1991)などがある。

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